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大動脈瘤

大動脈瘤とは

大動脈瘤は、動脈硬化などで弱くなった大動脈の壁が部分的または全体的に拡張してこぶ(瘤)を形成する病態です。動脈硬化が原因の大部分を占めるため、高齢化社会に伴い、最近では患者さんが増えています。血圧高値が続くと、血管に負担がかかって、血管の瘤がさらに大きく膨らみ、動脈が破れる恐れがあります。破裂した場合、生命に危険が及ぶ疾患です。そのため血圧をきちんと管理することが大切となってきます。また脂質異常症、喫煙など動脈硬化を促進する疾患は動脈瘤ができる危険因子と考えられています。

大動脈瘤の症状と経過

大動脈瘤は通常、無症状で経過し、腹部の拍動性腫瘤の触知や、胸部レントゲン、腹部エコーなどでたまたま見つかることが多い疾患です。急速に拡大したり、破裂したときにはじめて激痛を感じます。そのため大動脈瘤があるとわかっている部位に痛みが起こった場合は、早急に専門施設の受診が必要です。

治療

大動脈瘤と診断されれば、血圧のコントロール、禁煙や生活習慣病の管理が必要です。これら基本的な治療を行いながら、瘤の大きさを半年から1年毎に、主にCTなどで経過を追い、瘤の直径が、胸部大動脈瘤で55~60mm、腹部大動脈瘤で45~50mmを超えれば手術適応と考えられています。手術としては、人工血管置換術やステントグラフト治療が行われます。

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